ツアーの運営においての基準
- ツアー運営にあたり、ツアーに最低1人のトリップリーダーがいなければならない。
- ツアーは、最低2人のリバーガイドがいなければならない。2人のガイドが1艇のラフトに同乗する。または2人のガイドが2艇のラフト個々乗る。もしくは2人のガイドがラフト1艇とセーフティーボートまたはセーフティーカヤックに乗る。トレーニングガイドは1ガイドとしてカウントしない。
- ツアーの運営責任者(法的代表者)は自社登録リバーガイドを就業させる前に。必ず部会に登録しなければならない。リバーガイドのランクとしては、リバーガイドとしての経験3年以下をBガイド。リバーガイドとしての経験4年以上をAガイド。
- トリップリーダーは、技術交換会に必ず参加し安全と技術の向上に努めなければならない。技術交換会は、部会が必要に応じて召集する。
- ラフティングの開始時に必ず、乗客に以下の6項目を含むセイフティートークを施し、理解させなければならない。
- パドルの持ち方
- ラフトボートでの座り方
- パドルの漕ぎ方
- 掴まり方、しゃがみ方
- 落ちた人の助け方
- 落ちた時の急流での流れ方
- 技術的に難しい急流が有る場合、下る前にリバーガイドによって特別の安全予防処置を施さなければならない。
- 視覚コンタクトは、全てのラフトボート間そしてリバーガイド間で維持されなければならない。
- ラフトボートに座る位置は、リバーガイドによって配置されるべきである。
- ラフトボートに定められた定員以内の乗客しか乗せてはならない。
- ツアー運行記録を付けなければならない。
- 川の水位による運行規制
次ページのように各コースのツアー催行の水位を定める。またそれを超えた場合は、そのコースのツアー催行を中止しなければならない。(位参考情報は、群馬県水位雨量情報のサイトの湯原地点を元にしています。http://www.uryou-gunma.jp/k/index.htm)水位の急激な増減があった場合は、下見をすること。
- 紅葉峡は、3,5m以下での運行。部会の定めたAガイド2名以上で運行しなければならない。ツアー参加の年齢制限は中学生以上。
- 紅葉峡より下流については、4.0m以下での運行。小学生の諏訪峡を含むツアーは、3.2m以下での運行とする。
- 銚子橋より下流については、6.0m以下での運行。小学生を含むツアーは、4.0m以下での運行とする。
- 大雨等による河川の増水、またダムからの急激な放流等により、関係団体からの中止要請や部長の判断で中止を要請した場合は、ツアーを中止しなければならない。
- 救急用品についての基準
お客様を乗せるラフトボートは、必ず最低3艇に1つ防水の入れ物に入った救急用品を持って行かなければならない。救急用品には、最低次の物が入っていなければならない。
- 人工呼吸用のマウスピースやバリア
- エマージェンシー・ブランケット
- 医療用の防水テープ
- 普通の傷当て
- 三角巾
- 包帯
- いろいろなサイズのバンドエイド
- 火傷、擦り傷、切り傷用の薬
- 鎮痛剤(わかるように明記されている)
- はさみ(錆にくく、片方が鋭く、片方がとがっていない物)
上記に明記された物以外にもツアー催行に必要と思われるものは、運営者の判断において携行することが望ましい。
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